【おすすめマンガ】殺人犯の息子のタイムスリップサスペンス!真犯人は誰なのか...!?実写ドラマ化した人気マンガ「テセウスの船」見所まとめ
おすすめのマンガ紹介、今回は
「テセウスの船」です!
2020年2月現在、実写ドラマも放送中の人気マンガ
21人無差別毒殺事件の犯人の子供として育った主人公が事件の半年前にタイムスリップし、事件の真相を明らかにするサスペンスマンガ!
©︎東元俊哉/株式会社 講談社
参照:テセウスの船
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実写ドラマでは”竹内涼真さん””榮倉奈々さん”らが演じていますよね
単行本は全10巻で原作は完結しています。
第1話の試し読みはこちらから↓
「テセウスの船」のあらすじ
1989年6月24日、北海道・音臼小学校で、児童含む21人が毒殺された。逮捕されたのは、村の警察官・佐野文吾(さの ぶんご)。その息子・田村心(たむら しん)は冤罪の可能性を感じ、独自に調査を始める。
事件現場を訪れた心は、突如発生した濃霧に閉じ込められ、気が付くと1989年1月にタイムスリップしていた。
「殺人犯の息子」が真実を求め、辿る、哀切のクライムサスペンス。
小さい頃から、殺人犯の息子として「人様の前で笑顔や涙を見せられる立場じゃない 外では決して笑ったり泣いちゃいけない」と育てられた田村心は妻の由紀との間に子供を授かる。
由紀は自分の事を殺人犯の息子と知りながら一緒にいてくれ、事件と心は関係ないと味方でいてくれたが、由紀は子供を産むと同時に亡くなる。
そんなある日、由紀が以前から音臼村の毒殺事件について調べていたことを思い出した心は由紀のノートを見るとそこには「佐野文吾 冤罪の可能性アリ?」と書かれていた。それをきっかけに一度も会ったことのない自分の父親、佐野文吾と会うことを決意する。
佐野に会うために北海道に来た心は、事件があった音臼小学校跡に行く。小学校跡に着くと霧が出てきて、音も何も聞こえない状態に...
霧が晴れ、目の前を見ると跡地になっていたはずの音臼小学校が目の前に...なんと心は1989年1月にタイムスリップしていたのだった...
困惑する心の目の前で、由紀のノートに書いてあったこれから音臼村で起こるいくつもの不可解な事件が次々と起こっていく。
そんな中、心は過去を変えて、あの毒殺事件の犯人を未然に捕まえることを決意する。
このマンガでは、街で起こるいくつもの事件の犯人が単行本の後半で分かりますが、犯人が分かるまでの話も分かった後の話も非常に面白く、次の展開が気になり続けるため、最終巻までスッ!と読めちゃいます。
「テセウスの船とは!?」
このマンガの一番の見所はやはりマンガのタイトルにもなっている「テセウスの船」という考え方だと思います。
「テセウスの船」について1話で説明されています。
その昔...クレタ島から帰還した英雄・テセウスの船を後世に残すため修復作業が行われた
古くなって朽ちた部品を徐々に新しい部品に交換していくうちに当初の部品は全てなくなった
ここで矛盾が生じる...
この船は最初の船と同じと言えるのか?
これが人間だったらどうだろう
最初、この説明を聞いた時は「あ、なんか面白い考え方だな」くらいにしか感じなかったが、最終話まで読み終わった後に、「テセウスの船」の説明をもう一度読むとこのマンガがなぜ、このタイトルにしたのかがなんとなく分かってきます。
少し難しいですが...
今の自分を作っている経験や記憶、過去があるとして、過去を変えることにより本来経験するはずだった出来事を経験しない未来の自分は、今の自分と同じと言えるのか。
このテーマの深さが最終話を読み終わることでより一層深く感じられます!
これまでもタイムスリップして過去を変えるようなマンガは見てきましたが、「テセウスの船」という矛盾の視点では読んでいなかったのですごく面白い考え方だと思いました。
また、作中では犯人のセリフがちょくちょくあります。
これがまた不気味で今後の展開に不安が出てくる一方で、心は父親の佐野文吾に未来から来たことを話して一緒に事件を解決していきます。
文吾は殺人犯だったのか?
これは実際に読んで欲しいと思います(笑)
実写ドラマは多少内容が変わってくると思いますが、それはそれで面白い作品になっていると思うので、そちらもぜひ最後まで見ていきたいですね!
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