一人暮らしをする際の物件探しは予算優先ではなく安心優先で探すべき...?
来年の春から進学や就職を機に一人暮らしを予定している人の中にはそろそろ不動産会社のHPなどで物件を調べ始めている人もいるはずです。
僕も心配性なのでこの11月頃にはいくつもの物件をリストアップして数ヶ月後には住むかもしれない姿を想像してワクワクしていました笑
そこで今回は僕が物件を探して行く中で感じた点を話して皆さんにもぜひ、やって頂きたいことをご紹介していきます。
一人暮らしで部屋を選ぶポイント
まずは安心を選ぶ!!
物件を選ぶときにほとんどの人が考えるのは
「家賃はいくらか」「間取りはどれがいいか」だと思います。
確かに何年も住むことを考えたら室内洗濯機があって、クローゼットも欲しい!などこだわりがあり、その中でより安くより好みの間取りが良いですよね。
しかしいくら安くて間取りが良くても災害に弱くて治安も悪く、音などがうるさい物件だったらそれは安心して快適に過ごせるでしょうか?
そこで、僕がこれから一人暮らしをする方へ部屋を選ぶ際に最初に考えて欲しいのは安心して快適に住めるのかです。
でも、そもそも安心して住むって具体的に何?ってなりますよね。
僕は安心して住むためには3つの要素があると考えています。
- 災害に強いか
近年、地震だけでなく台風被害や豪雨被害により建物が浸水したり、屋根が飛んだりと想像もしていなかった形で生活ができなくなるケースがあります。
そこで、事前に引っ越す市町村のハザードマップを確認し、甚大な被害が想定される土地は避けるのを最優先にしましょう。市町村のハザードマップが探せない場合には都道府県のHPなども確認してください。
例えば、全てに当てはまるわけではないですが、地域の名前に水・河・川・池・津など水を連想する漢字が入っている場合は地域名の由来を調べてみましょう。
近くに川などがある場合が多く浸水被害を受けやすいと言われています。逆に丘・台が地域名にある場合は高台にあり、浸水被害などを受けにくいと言われています。しかし、市町村合併により地名が変わったり、新興住宅街には「◯◯ヶ丘」「◯◯台」といったイメージを良くするために地名が変わっていることもあるそうなので一概には言えないですね笑
確実なのは、事前調べです。調べるのは手間がかかって大変ですが、実際に現地にいかなくても分かることは事前に調べておくようにしましょう。
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飲み屋街や繁華街が近くにないか
一人暮らしをすると、食材や生活用品を自分で買って生活しなければなりませんし、当たり前ですが、学校やバイト、仕事帰りも送り迎えはなく基本的には1人での外出となります。その時に近くに飲み屋街や繁華街があると酔っ払いに絡まれたり、最悪は事件に巻き込まれるかもしれません。
そんなことがあるかもしれないと思うと中々外出しようとも思わなくなりますよね。男性の中には「どうせを男を襲うやつなんかいないだろ笑」って考えている人もいると思いますが、酔っ払いにはそういった固定概念は通用しません。
一人暮らしをする=自分の身は自分で守る。
といったことを常に意識しておく必要があります。なので、そういった地域の環境まで調べてみるとより安心して過ごせると思います。
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大通り沿いや駅の周辺、病院近くではないか
大通り沿いに住むと住宅街などに比べ、交通量が多いので家の前を通る車の音が常に響き、夜中に現れる暴走バイクの音や救急車、パトカーのサイレンの音でも起きてしまいます。駅の周辺だと電車の音も電車が通るたびに聞こえ、人の出入りの多い駅だと話し声なども聞こえてきます。
また、救急指定病院の近くも救急搬送によってサイレンを鳴らした救急車が頻繁に来るので避けたほうがいいと思います。
しかし、音の問題に関しては実際に住んでみないと分からないことでもあるので電車が真横を通ったりしない限りは意識しすぎなくてもいいかもしれませんね。
- 災害に強いか
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飲み屋街や繁華街が近くにないか
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大通り沿いや駅の周辺、病院近くではないか
この3つの要素を満たすことが安心して快適に住むことに繋がると思います。
正直、お金や間取りに関しては自分次第でどうにかなる
費用を抑えることや好みの間取りよりも安心を優先するのは自分ではどうにもできない外的要因が多いからです。
例えば、3つの要素を満たしたがためにその地域の家賃相場より2000円高くなれば、食費や光熱費などを2000円節約すればいいし、間取りもこのアパートしかこんな間取りはない!みたいなことはほとんどなく、似ているものもたくさんあります。
極論ではありますが持ち家のように一生過ごすわけではないので間取りなんて模様替えなどをすれば半年も経たずに気にならなくなります笑。
しかし、災害や地域の治安、騒音問題などに関しては自分ではどうしようもないことばかりですよね。なので物件探しで優先すべきは予算決定よりも安心の決定からだと考えています。
以上、僕が物件を選ぶ際に参考にしてほしいことです。
ただ、実際問題はそれぞれの予算問題や物件を選ぶ際に譲れないポイントだったりはあると思うのでそれらも踏まえてぜひ、安心して快適な物件と巡り合って欲しいです。
ご覧頂きありがとうございます!